※この記事で扱っている副業案件は、
「簡単作業・誰でもできる副業」に共通する構造の一例です。
全体像については、こちらの記事で整理しています。
→ 「簡単作業・誰でもできる副業」に共通していた3つの落とし穴(リンク)
はじめに
BingやYahooで特定のキーワードを検索し、何番目に表示されているかを確認する――いわゆる「検索順位チェック」の副業案件を、実際にやってみたことがあります。一見すると簡単そうですが、続けるうちに強い違和感を覚えました。
案件内容の整理(どんな作業か)
- BingやYahooで指定されたキーワードを検索
- 指定順位(例:4位/10位)に表示されているサイトへ実際にアクセスして確認
- アクセスしたサイトのURLを指定フォームやシートに記入して報告
- 報酬は1件あたり数円〜数十円
実際にやってみて
この作業を通じて知ったのですが、検索結果は人や環境によって表示が微妙に異なり、同じキーワードでも順位が揺れることがあるそうです。検索履歴や地域、時間帯の影響もあり、特定の順位に表示されたサイトのURLをそのまま記録しても、その結果を別の条件で再現するのは難しいように感じました。
また、指定順位が上位に近い場合は比較的スムーズに確認できますが、19位など検索結果の下方に指定されている場合は、対象サイトを探すだけでも手間がかかります。作業を重ねるうちに、この探索時間が積み重なる点も負担に感じるようになりました。
なお、この点については、依頼者側も「順位の揺れそのものを調査対象として把握したい」という意図で作業を依頼しているようでした。ただ、調査結果がどのような判断や改善につながるのかは、作業を行う側からは見えにくいと感じました。
なぜ違和感を覚えたか
- 同じ条件でも結果が安定しない
- その結果が何に使われるのかが見えにくい
- 人が確認する意味と、ツールで代替できる点の切り分けが曖昧
時給・手間換算してみる
Lancersに登録したての状態で、実際に20件分の作業を行ったところ、90分〜2時間程度かかりました。これを元にすると、1件あたりの作業時間は約4.5分〜6分となります。
仮に20件を2時間(120分)で処理した場合、
- 20件 ÷ 120分 = 1件あたり約6分
となり、1時間で処理できるのは約10件です。報酬が1件10円だった場合でも、
- 10件 × 10円 = 時給100円
程度にとどまります。指定順位が下方にあるケースが続いた場合や、慣れていない初期段階では、実際の時給はさらに下がる可能性もあります。
結論
数字を追う作業自体はシンプルですが、その結果がどのような判断や改善に使われるのかが見えない状態では、作業の手応えは残りませんでした。私には、この案件は継続する理由を見出せませんでした。
