※この記事で扱っている副業案件は、
「簡単作業・誰でもできる副業」に共通する構造の一例です。
全体像については、こちらの記事で整理しています。
→ 「簡単作業・誰でもできる副業」に共通していた3つの落とし穴(リンク)
はじめに
副業サイトで「1件5円の企業調査案件」という募集を見かけ、「簡単作業」「誰でもできる」という言葉につられて内容を確認しました。条件は1件5円。読み進めるうちに少し違和感があり、実際に調べてみることにしました。
案件内容の整理(どんな作業か)
今回の企業調査案件の作業内容は、主に以下の通りでした。
- 公式サイトURLの調査
- 本社住所・電話番号の確認
- 資本金・設立年・従業員数の確認
- 情報が見つからない場合は「なし」と記入
報酬:1件5円
実際にやってみて
実際に作業を始めてみると、1件あたりの情報量が思っていた以上に多いと感じました。公式サイトを探し、本社住所や電話番号を確認し、資本金や設立年、従業員数といった項目を順番に埋めていく必要があります。
特に時間がかかったのは、情報が公式サイトに明確に書かれていないケースです。支店名しか分からない場合や、企業情報がPDFにまとまっている場合もあり、「なし」と判断してよいのかを毎回迷う場面がありました。
また、会社名が似ている別法人が複数存在するケースもあり、誤って別会社の情報を拾ってしまわないよう、慎重に確認する必要がありました。この確認作業は単純作業というより、小さな判断の連続だと感じました。
なぜ違和感を覚えたか
- 作業量のわりに報酬が極端に低く、判断の負担が考慮されていないと感じた
- 「公式情報が見つからない場合はなし」と書かれていても、その判断責任は作業者側に委ねられている
- 誤情報を入力しないために慎重さが求められる一方で、その慎重さが報酬に反映されない
- 単純作業と説明されているが、実際には確認・判断を繰り返す知的負荷がある
時給・手間換算してみる
実際にこの企業調査案件を試した際、1件あたりにかかった時間は平均で5〜6分程度でした。公式サイトを探し、会社情報を確認し、判断に迷うケースも含めると、このくらいが現実的な数字です。
仮に1件6分かかるとすると、
- 60分 ÷ 6分 = 1時間に10件(30分で5件)
処理できる計算になります。
報酬は1件5円とありますが、1件=5社の計算だった場合は時給10円
となります。途中で情報が見つからず調べ直すケースが続けば、実際の時給はさらに下がる可能性もあります。
結論
数字を追う作業自体はシンプルですが、その結果がどのような判断や改善に使われるのかが見えない状態では、作業の手応えは残りませんでした。私には、この案件は継続する理由を見出せませんでした。
